27歳・県庁の行政職から国立大学法人の財務課へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 27歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 5年
- 転職先業界
- 教育
- 年収
- 468 → 500万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募11 → 書類通過4 → 面接3 → 内定2
公務員になった理由
地元に残って働ける仕事で、景気に左右されにくいところを選びました。
公務員時代の仕事内容
県の財政課で、部局からの予算要求を査定し、当初予算と補正予算の資料をつくっていました。決算統計や起債の事務も担当しています。
転職を考えたきっかけ
査定の仕事は、事業の中身をよく知らないまま数字を削る場面が多く、5年目に入って手応えが薄れてきました。要求してきた課の担当者と数字だけでやり取りして、その事業が実際どう動いたのかは決算の一行でしか見ません。もっと近い距離で、金の使い道が形になるところを見たいと思うようになりました。年功で上がる給与にも先が見えていました。
なぜその職種を選んだか
大学の財務は、運営費交付金と授業料と外部資金という性質の違う金を組み合わせて使う仕事です。県の予算編成で身につけた考え方が近く、未経験でも入りやすいと考えました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型2社に登録し、総合型は使いませんでした。特化型を選んだのは、国立大学法人の採用が「経験者採用」と「法人統一試験」の二本立てで、時期も選考の形も民間と違うためです。担当者から、経験者採用は職務経歴書で「どの規模の予算を、どの立場で扱ったか」を数字で書くと通りやすいと助言され、査定した事業費の規模と件数を明記しました。応募11件で書類が通ったのは4件です。
面接で聞かれたこと
「県の予算と大学の予算で、いちばん違うと思うのはどこか」を最初に聞かれました。あとは、収入の柱が細っていく前提で何を提案するかという問いです。
公務員経験で評価されたこと
予算要求を受ける側にいたので、現場が出してくる数字のどこが甘くなりやすいかを知っている点が評価されました。学内の各部局から上がってくる要求を見る立場は、県のときとほぼ同じだと言われました。
内定先を選んだ理由
もう1社は私立大学でしたが、財務の裁量が理事会に集中していたため、担当者として動ける範囲が広いこちらを選びました。
転職後に感じたギャップ
公務員より落ち着いていると思っていましたが、決算期と概算要求期が重なる時期の忙しさは県庁時代と変わりません。定時で帰れる職場という前評判とは違いました。
公務員から転職して良かったか
査定して終わりではなく、使った結果まで見える距離になりました。年収も32万円上がっています。20代のうちに専門を絞れたことが大きいと感じています。
公務員に戻りたいと思うか
いまのところ戻る理由はありませんが、県の財政課で覚えたことは今も毎日使っています。
これから転職する公務員へのアドバイス
国立大学法人は募集の出方が民間と違い、時期を外すと1年待つことになります。志望する大学の採用ページを直接見て、いつ出るかを先に押さえておくといいです。
