31歳・県立高校の学校事務から物流会社の経理へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 31歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 学校事務
- 公務員歴
- 9年
- 転職先業界
- 運輸・物流
- 転職後職種
- 経理
- 年収
- 528 → 522万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募15 → 書類通過6 → 面接4 → 内定1
公務員になった理由
高校時代にお世話になった事務の方の姿を見て、学校を裏方から支える仕事に就きたいと思いました。
公務員時代の仕事内容
県立高校の事務室で、学校予算の執行、備品の購入、教職員の旅費や給与関係の事務を担当していました。3〜4年ごとに学校を異動し、9年間で3校を経験しました。
転職を考えたきっかけ
事務室は少人数で、予算の執行は担当していても、決算や財務の全体像に関わることはできませんでした。30歳を前に、お金の流れを専門的に扱える仕事に就きたいと考え、簿記2級を取ったことをきっかけに転職を考え始めました。
なぜその職種を選んだか
学校予算の執行で伝票処理や支払いには慣れていたので、それを土台にして経理の専門性を身につけたいと思いました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しました。総合型からは「学校事務は経理経験に数えにくい」と言われ、一般事務の求人ばかり届いたので途中で使わなくなりました。特化型の担当者は、学校事務が予算の執行や支払いの実務を担っていることを理解していて、職務経歴書でも「予算規模」と「処理件数」を数字で書くよう具体的に助言してくれました。経理の未経験者を受け入れている会社に絞って15社に応募し、内定は1社でした。
面接で聞かれたこと
予算の執行で一番気を使ったことは何か、締め切りが重なったときにどう優先順位をつけたかを聞かれました。簿記2級を取った理由も質問されました。
公務員経験で評価されたこと
規程に沿って一つずつ確認しながら支払いを処理してきた正確さと、教職員からの細かい問い合わせに対応してきた経験を評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
内定が1社だけだったこともありますが、上場企業で経理の仕組みが整っており、基礎から教わる環境があると感じたからです。
転職後に感じたギャップ
月次決算の締めの時期は残業が月30時間を超えることもあり、学校の長期休業のような落ち着いた時期がないのは想像以上にきつかったです。また、仕訳や会計ソフトの使い方は学校の会計とはまったく違い、最初の半年は覚えることに追われました。
公務員から転職して良かったか
経理の専門性が身についてきている実感はありますが、年収は6万円下がり、繁忙期の残業も増えたので、満足と言い切れない部分も正直あります。決算に一通り関われるようになるまで、もう少しかかりそうです。
公務員に戻りたいと思うか
忙しい時期には学校の穏やかな雰囲気を懐かしく思いますが、今は経理として一人前になることを優先したいので戻るつもりはありません。
これから転職する公務員へのアドバイス
学校事務の経験は、伝え方次第で経理の入り口として見てもらえます。ただ、年収や働き方がすぐに良くなるとは限らないので、何を一番手に入れたいのかを決めてから動いたほうが、転職後に迷わずに済むと思います。
