26歳・地方公務員(県庁の情報職)からIT企業のエンジニアへ転職した事例
- 転職満足度
- 5
- 転職時年齢
- 26歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 情報
- 公務員歴
- 4年
- 転職先業界
- IT・SaaS
- 転職後職種
- エンジニア
- 年収
- 452 → 550万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募18 → 書類通過7 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
情報系の学部を出たものの、地元を離れずに安定して働ける仕事として県庁の情報職を選びました。
公務員時代の仕事内容
県庁の情報政策課で、庁内システムの更新や委託業者との調整、職員向けのヘルプデスク対応を担当していました。仕様書を書いて業者に発注するのが主な仕事で、自分でプログラムを書く機会はほとんどありませんでした。
転職を考えたきっかけ
システムの中身に触れたくても、県庁では作るのは業者で、職員は発注と調整に徹するのが決まりでした。同期の民間エンジニアが実際に手を動かして成長していく話を聞くたびに、このまま調整役だけで30代を迎えることに焦りを感じるようになりました。
なぜその職種を選んだか
発注側として仕様書を書いてきたので、今度は作る側に回って、自分の手で形にしたいと思ったからです。業務の流れを理解したうえで設計できる点は、発注側の経験が生きると考えました。
転職活動をどう進めたか
働きながら半年ほど独学でプログラミングを学び、小さな業務改善ツールを作ってから活動を始めました。公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しましたが、総合型からは「情報職ならまずはヘルプデスクから」とサポート職ばかり紹介され、開発職に進みたいという希望とは合いませんでした。特化型の担当者は、県庁の情報職が実際にどこまでシステムに関わっているかを理解していて、発注経験を評価してくれる自治体向けシステムの開発会社を絞り込んでくれたので、最終的には特化型2社に絞りました。
面接で聞かれたこと
仕様書を書くときに業者とどんな行き違いがあったか、そのときどう解決したかを詳しく聞かれました。独学で作ったツールについても、なぜその作り方にしたのかを説明しました。
公務員経験で評価されたこと
自治体の業務の流れと、発注側が何を気にするかを知っている点を評価されました。顧客である自治体職員の言葉をそのまま理解できることが強みになると言われました。
内定先を選んだ理由
未経験者向けに3か月の研修があり、配属後も先輩と組んで開発に入れる体制だったことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
最初はコードの書き方の作法や、チームでの進め方に戸惑いました。一方で、県庁時代は何週間もかかっていた決裁がなく、良いと思ったことをその日のうちに試せる速さには驚きました。
公務員から転職して良かったか
自分の書いた機能が自治体の窓口で使われているのを見たときは、本当に転職して良かったと思いました。年収も98万円上がり、学んだ分だけ評価される実感があります。
公務員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思いませんが、いつか作る側の経験を持って行政のデジタル化に関わる道もあるとは考えています。
これから転職する公務員へのアドバイス
情報職の方は「発注しかしていないから未経験」と思いがちですが、業務を知っていることは開発の現場で想像以上に重宝されます。まずは小さくてもいいので自分で一つ作ってみて、それを持って話を聞きに行くのがおすすめです。
