43歳・県庁の土木職から建設コンサルタントへ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 43歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 土木
- 公務員歴
- 21年
- 転職先業界
- コンサル
- 転職後職種
- コンサルタント
- 年収
- 678 → 760万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- いいえ
- 選考実績
- 応募8 → 書類通過6 → 面接4 → 内定3
公務員になった理由
地元の道路や川を自分の手で整備したいと思い、大学で土木を学んだあと県庁を選びました。
公務員時代の仕事内容
県の土木事務所と本庁で、道路や河川の改良工事の発注と監督を担当していました。最後の5年間は、橋梁の長寿命化計画の取りまとめを任されていました。
転職を考えたきっかけ
40歳を過ぎて管理職が見えてくると、技術的な判断よりも議会対応や予算の調整が仕事の中心になっていきました。発注者として建設コンサルタントの成果品を確認する立場にいるうちに、自分で設計や計画を手がける側に回りたいという気持ちが強くなりました。
なぜその職種を選んだか
橋梁の点検や長寿命化計画は発注側として長く関わってきた分野なので、コンサルタントとしても早く戦力になれると考えました。
転職活動をどう進めたか
40代の転職は時間がかかると聞いていたので、異動の内示が出る前の春先から動き始めました。公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しましたが、総合型からはゼネコンの施工管理や不動産会社の技術営業が中心に紹介され、設計や計画の仕事に移りたいという希望とは合いませんでした。特化型の担当者は、元発注者の技術職員を採用したい建設コンサルタントの事情に詳しく、技術士の受験歴や担当した工事の規模をどう書けば評価されるかを具体的に教えてくれたので、途中から特化型の2社に絞りました。応募は8社で、4社と面接をして3社から内定をいただきました。
面接で聞かれたこと
「発注者から受注者の立場に変わることに抵抗はないか」と「技術士を取る予定はあるか」は必ず聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
発注者として成果品をチェックしてきた経験から、自治体がどこを見て何を気にするのかが分かる点を高く評価されました。市町村の担当者とのやり取りに慣れていることも強みになりました。
内定先を選んだ理由
橋梁の維持管理部門を立ち上げたばかりの会社で、県庁時代の経験をそのまま活かせる役割を用意してもらえたからです。
転職後に感じたギャップ
発注者だった頃は締め切りを決める側でしたが、今は工期に追われる側です。年度末の3月は県庁時代以上に忙しく、立場が変わったことを実感しました。
公務員から転職して良かったか
年収は82万円上がり、自分の名前で報告書を出せるやりがいもあります。年度末の繁忙だけは想像以上でしたが、技術者として計画や設計に近い仕事を続けられることに満足しています。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとは思いません。むしろ外から県の仕事を支える今の立場が性に合っています。
これから転職する公務員へのアドバイス
土木職の経験は、発注者の目線を持っていること自体が民間では強みになります。40代でも遅くはないので、技術士の勉強だけは早めに始めておくことをおすすめします。
