30歳・都道府県庁の行政職から商社の法人営業へ転職した事例
- 転職満足度
- 2
- 転職時年齢
- 30歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 8年
- 転職先業界
- 商社
- 転職後職種
- 法人営業
- 年収
- 515 → 560万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募7 → 書類通過5 → 面接3 → 内定1
公務員になった理由
安定した働き方で地元の産業を支える仕事がしたいと考え、大学卒業後に県庁に採用されました。
公務員時代の仕事内容
都道府県庁の本庁で、企業立地の推進や中小企業向けの補助金交付に関わる部署に配属されていました。年度末は予算の消化と実績報告の作成に追われる日々でした。
転職を考えたきっかけ
補助金の審査業務は前例踏襲が徹底されていて、自分の判断で動ける範囲がほとんどありませんでした。企業訪問で経営者の話を聞くうちに、もっと直接、相手の課題解決に関わる仕事がしたいという思いが強くなり、30歳を機に転職を決めました。
なぜその職種を選んだか
県庁時代に企業への提案資料を作る中で、自分の説明で相手の反応が変わる瞬間にやりがいを感じたことから、法人営業を志望しました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型の転職エージェント2社と、総合型の転職エージェント1社を併用しました。総合型は求人数は多いものの、行政経験を「マネジメント経験」としてしか扱わない提案が多く、的外れに感じることがありました。最終的には、補助金審査で培った企業への聞き取り経験を法人営業の顧客ヒアリング力として言語化してくれた公務員特化型に絞って活動しました。書類選考は7社中5社を通過し、面接は3社で受けました。
面接で聞かれたこと
「ノルマのある仕事に抵抗はないか」「前例のない提案を自分から作った経験はあるか」を複数の面接で聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
補助金審査で数百社の企業と面談してきた経験と、要件を分かりやすく説明する力を評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
面接で商材への理解を丁寧に説明してくれ、育成体制がある点に安心感を持てたため、この会社に決めました。
転職後に感じたギャップ
想像していた以上に数字への追われ方が厳しく、月初から今月の着地を意識させられる働き方に馴染むまで時間がかかりました。前例のない提案を評価してもらえると期待していましたが、実際は短期の成約数が優先される場面が多く感じています。
公務員から転職して良かったか
年収は45万円上がりましたが、満足度としては高くありません。裁量を求めて転職したのに、結局は数字のプレッシャーに縛られている感覚があり、思い描いていた働き方とは差があります。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとまでは思いませんが、転職前にもう少し社風や評価制度を調べておけばよかったと感じることはあります。
これから転職する公務員へのアドバイス
「裁量が欲しい」という気持ちだけで転職先を決めると、数字文化の厳しさとのギャップに苦しむことがあります。面接で聞くだけでなく、可能であれば現場社員に評価制度の実態を確認してから決めることをおすすめします。
