36歳・国家公務員の行政職からITコンサルティングファームのITコンサルタントへ転職した事例
- 転職満足度
- 5
- 転職時年齢
- 36歳
- 所属
- 国家公務員
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 14年
- 転職先業界
- コンサル
- 転職後職種
- ITコンサルタント
- 年収
- 610 → 727万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募15 → 書類通過8 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
大学のゼミで制度設計を学び、国の仕組みを動かす側で働きたいと思ったからです。
公務員時代の仕事内容
中央省庁で補助金制度の運用と、窓口業務のオンライン化の担当をしていました。最後の3年間は、申請システムを作る事業者との仕様調整や予算要求の資料づくりが主な仕事でした。
転職を考えたきっかけ
オンライン化の仕事で、発注側として事業者と向き合ううちに、自分で手を動かして提案する側に回りたいと思うようになりました。30代半ばになり、次の異動で全く関係のない部署に行けば、この経験が途切れてしまうという焦りもありました。国会対応で深夜まで残る生活を、子どもが小学校に上がる前に変えたいという事情もありました。
なぜその職種を選んだか
行政の業務とシステムの両方を知っている人は少なく、官公庁向けのITコンサルなら発注側にいた経験がそのまま強みになると考えたからです。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しました。総合型からは「年齢的にSEの経験がないと厳しい」と言われ、事務職や営業職の求人ばかり紹介されたので、途中から連絡を絞りました。特化型の担当者は、仕様書の作成や予算要求の経験がITコンサルの「要件定義」や「提案」にどう置き換わるかを一緒に整理してくれ、職務経歴書の書き方が大きく変わりました。最終的には特化型2社経由の応募に絞り、5か月で2社から内定をもらいました。
面接で聞かれたこと
「発注側として事業者に不満を持った経験と、それを自分ならどう解決するか」を具体的に聞かれました。官公庁の予算の流れを説明してほしいという質問もありました。
公務員経験で評価されたこと
予算の仕組みや調達の手続きを内側から知っていることと、関係部署の利害をまとめて仕様に落とし込んだ経験を評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
官公庁向けの案件を専門に扱うチームがあり、入社後すぐに自分の経験を活かせると感じたからです。
転職後に感じたギャップ
最初の数か月は、クラウドやデータ連携の用語についていくのが大変で、毎晩勉強していました。一方で、資料の作り方や会議の進め方は公務員時代のやり方がそのまま通用し、想像よりも早くなじめました。
公務員から転職して良かったか
年収は117万円上がり、深夜までの国会待機もなくなりました。自分の提案が案件に反映されるのが目に見えるので、仕事の手応えは公務員時代より強く感じています。
公務員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思いませんが、外から行政を支える立場はこれからも続けたいです。
これから転職する公務員へのアドバイス
30代の国家公務員は、自分の経験を「行政の言葉」のまま話すと民間には伝わりません。担当した仕事を、民間の職種名に置き換えて説明できるかどうかを、転職を決める前に一度試してみてください。
