35歳・国家公務員の行政職から転勤なしの物流会社・経営企画へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 35歳
- 所属
- 国家公務員
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 13年
- 転職先業界
- 運輸・物流
- 転職後職種
- 経営・事業企画
- 年収
- 595 → 666万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募16 → 書類通過7 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
景気に左右されず、全国規模の仕事に関われる点にひかれて国家公務員を選びました。
公務員時代の仕事内容
中央省庁の本省と地方の出先機関を行き来しながら、補助金の審査や制度の運用、国会対応の資料づくりを担当していました。2〜3年ごとに異動があり、そのうち2回は県をまたぐ転居を伴う転勤でした。
転職を考えたきっかけ
子どもが小学校に上がるタイミングで、次の異動では単身赴任になる可能性が高いと分かったことがきっかけです。家族と同じ場所で暮らし続けたいと考えたとき、転勤の可能性が残る限り安心できないと感じました。制度をつくる側より、現場の数字を見ながら事業を動かす側に回ってみたい気持ちもありました。
なぜその職種を選んだか
補助金の審査で多くの事業計画を読んできたので、計画を立てて数字で進み具合を追う経営企画なら経験を活かせると考えました。物流業界は人手不足や規制への対応など行政との接点が多く、これまでの知識も役立つと思いました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しました。総合型からは「国家公務員なら官公庁向けの営業」という提案が多く、転勤の有無という一番大事な条件が後回しにされがちでした。特化型の担当者は異動と転居の負担をよく分かっていて、「本社勤務で転勤のない企画職」に絞って求人を探してくれたので、途中から特化型2社に絞りました。職務経歴書には、審査した事業計画の件数や予算の規模を数字で書くよう助言をもらいました。
面接で聞かれたこと
「国の立場で見てきた業界の課題を、民間の立場でどう解決したいか」と聞かれました。利益を出す側に回る覚悟があるかも確認されました。
公務員経験で評価されたこと
法令や通達を読み解いて社内向けに分かりやすくまとめる力と、関係部署の意見を調整しながら期限までに資料を仕上げる力を評価されました。
内定先を選んだ理由
本社が自宅から通える場所にあり、企画部門には転勤がないことを就業規則と配置転換の実績の両方で確認できたのが決め手です。
転職後に感じたギャップ
意思決定の速さに最初は戸惑いました。前例を探す前に「まず試して数字で判断する」文化で、根拠を固め切ってから動く癖を抜くのに半年ほどかかりました。
公務員から転職して良かったか
年収は71万円上がり、何より転勤の心配がなくなったことで生活の見通しが立つようになりました。中期経営計画の策定にも関われていて、仕事の手応えは公務員時代より大きいです。
公務員に戻りたいと思うか
今のところ、戻りたいとは思っていません。
これから転職する公務員へのアドバイス
転勤が理由で辞めたいなら、求人票の「転勤なし」という言葉だけを信じず、その職種で実際に配置転換があったかどうかまで面接で聞いてください。そこを確かめておくだけで、入社後の安心感がまったく違います。
