46歳・45歳の壁を越えて市役所の行政職から物流会社の総務へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 46歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 24年
- 転職先業界
- 運輸・物流
- 転職後職種
- 総務
- 年収
- 689 → 622万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募28 → 書類通過9 → 面接6 → 内定1
公務員になった理由
地元で長く安定して働ける仕事として、両親に勧められたのがきっかけです。
公務員時代の仕事内容
市役所の行政職として、市民課や財政課、道路管理課などを3〜4年ごとに異動してきました。最後の5年間は総務課の係長として、庁舎管理と職員の安全衛生を担当していました。
転職を考えたきっかけ
45歳を前に、この先の異動と昇任の見通しがほぼ見えてしまい、残りの20年近くを同じ流れで過ごすことに迷いが出ました。転職するなら年齢的に今が最後だと考え、45歳を過ぎてから本格的に動き始めました。
なぜその職種を選んだか
庁舎管理や安全衛生の担当で、建物の保守契約や職場の事故防止に関わっていたので、それを現場のある会社の総務で生かせると考えました。
転職活動をどう進めたか
活動には7か月ほどかかりました。公務員の転職に強い特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しましたが、総合型からは「40代で未経験なら警備や施設管理の現場職」という求人ばかりが届き、事務系の希望とは噛み合いませんでした。特化型の担当者は、係長として庁舎の保守業者を管理していた経験を「総務の実務経験」として職務経歴書に書き直してくれ、そこから書類が通るようになったので、途中からは特化型に絞りました。28社に応募して書類が通ったのは9社で、45歳の壁は数字の上でも実感しました。
応募した職種・業界
物流・運輸、ビル管理、医療法人などの総務・庶務
面接で聞かれたこと
「年下の上司のもとで働けるか」「倉庫の現場に入って作業員と話せるか」は、ほぼすべての会社で聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
庁舎の保守契約や防火管理、職員の安全衛生委員会の運営をしてきた経験が、複数の倉庫を抱える会社の総務にそのまま当てはまると評価されました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、自宅から通える範囲で転勤がなく、定年後の再雇用の実績もはっきりしていたので決めました。
転職後に感じたギャップ
総務といっても倉庫の安全巡回やフォークリフトの点検記録の確認など、現場に出る仕事が想像以上に多く、最初の半年は体力的にきつかったです。社内の決まりごとが文書になっていないことも多く、市役所の感覚で「規程はどこか」と探して戸惑いました。
公務員から転職して良かったか
年収は67万円下がり、家計の見直しは避けられませんでした。それでも、現場の事故が減ったと直接言われる手応えがあり、満足と後悔が半々というのが正直なところです。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとまでは思いませんが、給与の安定については今でも市役所のほうが良かったと感じます。
これから転職する公務員へのアドバイス
45歳を過ぎると応募数を増やしても通る数は限られるので、「何でもできます」ではなく、異動歴の中から1つの分野に絞って実績を書くことを勧めます。年収が下がる前提で、家族と生活費の線を先に決めておくと迷いが減ります。
