53歳・市役所の行政職から医療法人の事務職へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 53歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 31年
- 転職先業界
- 医療・福祉
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 766 → 642万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募18 → 書類通過6 → 面接3 → 内定1
公務員になった理由
安定した職を持ちたいという家族の勧めもあり、地元で長く働ける仕事として市役所を選びました。
公務員時代の仕事内容
市役所の窓口業務や庶務を中心に、住民異動や戸籍関連の手続き対応、各種証明書の発行業務を長く担当してきました。後半は係長として若手職員の指導や窓口シフトの調整も担っていました。
転職を考えたきっかけ
定年まで残り10年を切ったころ、再任用後の給与水準や働き方に不安を感じるようになりました。窓口業務のデジタル化が進み、これまで培ってきた対応力が今後どこまで評価されるのか分からなくなったことも大きな理由です。体力面でも夜間対応や災害時の招集に不安を覚え、腰を据えて次の職場を探すことにしました。
なぜその職種を選んだか
窓口対応で培った丁寧な事務処理能力を活かせる職種として、医療法人の事務・総務系の求人に絞って探しました。地域医療に関わる仕事であれば、これまでの住民対応の経験も無駄にならないと感じたためです。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と、シニア層向けの再就職支援サービス1社を併用しました。総合型のエージェントには法人営業への転向を勧められましたが、体力的にも年齢的にも現実的ではないと感じ早々に絞り込みました。最終的には、公務員出身者の事務職転職に実績のある特化型エージェントに絞り、医療法人や社会福祉法人の求人を中心に紹介してもらいました。年齢を理由に断られる求人も多く、書類選考の段階で苦戦した時期もありました。
面接で聞かれたこと
体力面で夜勤や不規則な勤務に対応できるか、また年下の上司の指示に抵抗なく従えるかを繰り返し確認されました。前職の窓口対応でクレームにどう対応してきたか、具体的なエピソードも聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
高齢の患者やご家族からの問い合わせに落ち着いて対応できる点、書類の正確さやミスの少なさを評価していただきました。長年の窓口対応で身につけた粘り強い対応力も評価材料になったようです。
内定先を選んだ理由
自宅から近く、無理のない勤務時間で長く働けそうだと感じたことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
想像していた以上に紙の書類が多く、電子化が進んでいなかった点は誤算でした。年下の職員に業務を教わる場面も多く、最初はプライドとの折り合いに戸惑いました。
公務員から転職して良かったか
収入は下がりましたが、残業がほとんどなく規則正しい生活を送れているのは大きな収穫です。ただ、正直なところ年収の下がり幅は想定より大きく、生活費の見直しが必要になりました。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたい気持ちはありませんが、もう少し早く動いていればもっと条件の良い求人にも出会えたのではと思うことはあります。
これから転職する公務員へのアドバイス
50代からの転職は、年収の維持より「定年後も働ける場所を先に確保する」という発想に切り替えたほうが動きやすいと感じます。求人の絶対数が減る年代なので、早めに情報収集だけでも始めておくことをお勧めします。
