33歳・市役所の福祉職に疲れ、介護事業者向けサービス会社のカスタマーサクセスへ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 33歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 福祉
- 公務員歴
- 11年
- 転職先業界
- 医療・福祉
- 転職後職種
- カスタマーサクセス
- 年収
- 531 → 535万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募16 → 書類通過7 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
大学で社会福祉を学び、困っている人の暮らしを制度の側から支えたいと思って福祉職で採用されました。
公務員時代の仕事内容
市役所の障害福祉課で障害福祉サービスの支給決定と事業所からの相談対応を6年、その後は介護保険課で介護事業所の指定や指導を担当していました。
転職を考えたきっかけ
制度改正のたびに増える事務と、窓口での強い苦情対応が重なり、30歳を過ぎた頃から休日も疲れが抜けない状態が続きました。異動しても福祉分野の中を回るだけで、この働き方が定年まで続くと考えたときに、一度外に出ようと決めました。
なぜその職種を選んだか
介護事業所を指導する立場で現場を見てきたので、事業所を支える側に回れば経験が活きると考え、介護事業者向けの請求・記録システムの導入と活用を支援するカスタマーサクセスを選びました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社に登録しました。総合型からは「福祉の経験があるなら介護施設の相談員」という提案が中心で、現場に戻るだけになるため的外れに感じました。特化型の担当者は、介護保険の事業所指導の経験を「顧客の制度理解を支える力」と言い換えて、事業者向けサービス会社を紹介してくれたので、最終的に特化型の2社に絞りました。在職中の活動だったので、面接は平日の夜と有給休暇を使い、5か月ほどかけました。
面接で聞かれたこと
「行政の立場で事業所に厳しいことを言ってきたが、今度は顧客として向き合えるか」と聞かれ、指導の場でも改善策を一緒に考えるよう心がけていた具体例を話しました。
公務員経験で評価されたこと
介護報酬や加算の仕組みを制度の根拠から説明できることと、苦情対応で身についた、相手の話を最後まで聞いて論点を整理する力を評価されました。
内定先を選んだ理由
内定をもらった2社のうち、残業が月20時間程度であることを面接で具体的に示してくれた会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
担当社数と契約の継続率に目標があり、数字で追われる感覚は想像以上でした。疲れの種類が「感情の疲れ」から「数字の疲れ」に変わっただけだと感じる時期もありました。
公務員から転職して良かったか
休日にしっかり休めるようになったのは大きな変化ですが、年収は4万円上がった程度で、目標管理のプレッシャーもあり、手放しで満足とは言えません。それでも、窓口で消耗していた頃よりは前を向けています。
公務員に戻りたいと思うか
福祉の制度そのものは好きなので、今の会社で経験を積んだあと、条件が合えば社会人採用で戻る選択肢も完全には捨てていません。
これから転職する公務員へのアドバイス
「疲れた」と感じたら、まず何に疲れているのかを書き出してみてください。私は感情労働から離れれば解決すると思っていましたが、民間には民間の疲れがあるので、転職で解決できる疲れかどうかを見極めることが大事です。
