51歳・市役所の建築職から不動産会社の施工管理へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 51歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 建築
- 公務員歴
- 27年
- 転職先業界
- 不動産
- 転職後職種
- 施工管理・技術職
- 年収
- 749 → 690万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 未経験転職
- いいえ
- 選考実績
- 応募24 → 書類通過6 → 面接4 → 内定1
公務員になった理由
地元のまちづくりに長く関われる仕事がしたくて、建築の専門職として市役所に入りました。
公務員時代の仕事内容
市役所の建築指導課で建築確認や違反建築の是正指導を担当し、後半は市営住宅の改修工事の発注と監督を任されていました。係長として若手職員の指導も行っていました。
転職を考えたきっかけ
50歳を過ぎて管理職の打診を受けましたが、現場を離れて議会対応や部下の管理が中心になることに迷いがありました。定年後の再任用では給与が大きく下がり、任される仕事も限られると聞いて、60歳を過ぎても建築の仕事を続けられる場所を今のうちに確保したいと考えました。
なぜその職種を選んだか
市営住宅の改修で工事監督をしていたので、施工管理なら経験をそのまま活かせると考えました。一級建築士の資格が評価されやすい職種だったことも理由です。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しました。総合型は年齢で条件を絞るためか、紹介される求人が警備や設備管理ばかりで、建築の経験を活かす提案はほとんどありませんでした。特化型の担当者は、発注者側として工事を見てきた経験が不動産会社の施工管理で活きることを理解していて、定年後の再雇用制度まで確認したうえで求人を選んでくれたので、途中から特化型に絞りました。それでも50代は書類で落ちることが多く、内定が出るまで7か月かかりました。
面接で聞かれたこと
「発注者の立場から、施工会社に何を求めてきたか」と聞かれました。年下の上司のもとで働けるかどうかも率直に確認されました。
公務員経験で評価されたこと
建築基準法への深い理解と、工事の品質や工程を発注者の目でチェックしてきた経験を評価されました。
内定先を選んだ理由
65歳まで再雇用があり、その後も嘱託として現場に関わっている先輩が実際にいたことが決め手です。
転職後に感じたギャップ
工期と原価への意識の強さは想像以上でした。施工会社や職人さんとの調整を自分で一から回す必要があり、1年目は体力的にもかなりきつかったです。
公務員から転職して良かったか
年収は59万円下がり、休日に現場へ出る日もあるので、正直に言えば楽になったとは言えません。ただ、定年後も建築の仕事を続けられる足場ができたことには納得しています。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいと思う日もありますが、今から戻る道はないので、この会社で経験を積んでいくつもりです。
これから転職する公務員へのアドバイス
50代で動くなら、目先の年収よりも「何歳まで、どんな形で働けるか」を比べてください。再雇用の条件や実際に働いている人の有無は、面接の場で遠慮せずに聞いておくべきです。
