52歳・県庁の税務職員から損害保険会社の損害調査へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 52歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 税務
- 公務員歴
- 30年
- 転職先業界
- 金融
- 転職後職種
- 損害調査
- 年収
- 790 → 804万円
- 活動期間
- 9ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募26 → 書類通過7 → 面接4 → 内定1
公務員になった理由
地元を離れずに安定して働ける仕事として、大学卒業時に県庁を選びました。
公務員時代の仕事内容
県税事務所で自動車税と個人事業税の課税、滞納整理を長く担当し、最後の数年は納税課の課長補佐として係員の指導と差押えの判断をしていました。
転職を考えたきっかけ
50歳を過ぎて管理職試験の道が見えなくなり、残りの十数年を今の延長で過ごすのかと考えるようになりました。定年後の再任用で給与が大きく下がる先輩たちを見て、現場で長く通用する仕事に早めに移りたいと思ったのが一番の理由です。
なぜその職種を選んだか
滞納整理で財産調査や聞き取りを重ねてきた経験が、事故の状況を確認して支払額を判断する損害調査の仕事と重なると考えました。
転職活動をどう進めたか
公務員の転職に特化したエージェント2社と総合型1社を使いました。総合型では「50代・民間経験なし」の時点で紹介がほとんどなく、出てきたのも警備や施設管理の求人ばかりでした。特化型の担当者は、税務職員の調査経験を評価する業界として損害保険の調査部門を具体的に挙げてくれ、面接で聞かれやすい質問まで準備してくれました。応募26社のうち書類が通ったのは7社で、9か月かかってようやく1社から内定をもらえました。
面接で聞かれたこと
「年下の上司から指示を受けることに抵抗はないか」と「事故の当事者が感情的になったときの対応」を聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
滞納者との面談で事実を一つずつ確認していく聞き取りの力と、法令に沿って判断の根拠を書面に残す習慣を評価されました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、自宅から通える支社で転居を伴う異動がなく、65歳まで働ける制度があったので受けることにしました。
転職後に感じたギャップ
自動車の構造や修理費の相場など覚えることが想像以上に多く、30歳前後の先輩に何度も同じことを聞く日々が続きました。案件の件数目標も厳しく、残業は県庁時代より増えています。
公務員から転職して良かったか
年収は14万円上がったものの、覚えることの多さと件数のプレッシャーを考えると、割に合っているとは言い切れません。それでも定年後まで続けられる仕事に就けたという安心感はあります。
公務員に戻りたいと思うか
正直に言えば最初の半年は戻りたいと思いましたが、今はこの仕事で定年まで続けるつもりです。
これから転職する公務員へのアドバイス
50代の転職は、内定が出るまで半年以上かかる前提で、在職中に始めてください。年収よりも「何歳まで働けるか」「転居があるか」を先に決めておくと、迷わずに選べます。
