48歳・皇宮護衛官から損害保険会社の損害調査へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 48歳
- 所属
- 専門職
- 公務員時代の職種
- 皇宮護衛官
- 公務員歴
- 26年
- 転職先業界
- 金融
- 転職後職種
- 損害調査
- 年収
- 782 → 764万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募20 → 書類通過7 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
高校時代に柔道に打ち込んでいて、体力を活かせる公安系の仕事に就きたいと考えたからです。
公務員時代の仕事内容
皇宮護衛官として26年間、皇居や御用邸の警備、行幸啓の際の護衛を担当しました。後半の10年は係長として、警備計画の作成と若手の指導も任されていました。
転職を考えたきっかけ
40代後半になり、交替制勤務と体力面の負担がこたえるようになりました。定年まで残り10年余りとなったところで、定年後も続けられる仕事の土台を今のうちに作っておきたいと考えました。
なぜその職種を選んだか
事故の現場を確認し、関係者から話を聞いて事実を整理する損害調査は、警備で培った観察力と聞き取りの経験が活かせると考えました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しました。総合型からは警備会社の管理職求人ばかりを勧められ、これまでと同じ仕事の延長にしかならないと感じました。特化型の担当者は、警備計画の作成や事案の報告書作りを「事実確認と記録の力」として整理し、損害調査という選択肢を示してくれたので、途中から特化型に絞りました。48歳という年齢もあり、書類で落ちることが多く、半年かかりました。
面接で聞かれたこと
年下の上司のもとで働けるか、パソコンでの報告書作成にどの程度慣れているか、を具体的に聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
26年間、規律のある組織で正確な報告を積み重ねてきたことと、相手が緊張している場面でも落ち着いて話を聞ける点を評価されました。
内定先を選んだ理由
もう1社より研修制度が整っていて、未経験の中途入社でも資格取得を支援してもらえる点を重視しました。
転職後に感じたギャップ
保険の約款や修理見積もりの用語を一から覚える必要があり、最初の半年は20代の同期と並んで研修を受けました。年収は18万円下がり、日勤中心になった反面、繁忙期の残業は思ったより多いです。
公務員から転職して良かったか
仕事の面白さはありますが、覚えることの多さと収入減を考えると、満足とまではいえません。それでも、定年後も続けられる専門性の入口に立てたことは良かったと思っています。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとは思いませんが、あの職場の結束の強さを懐かしく思うことはあります。
これから転職する公務員へのアドバイス
40代後半の転職は、年収を上げるためというより、定年後の足場を作るためのものだと割り切ったほうが気持ちが楽です。自分の経験を「何ができる人か」に言い換えてくれる相談相手を見つけることが、何より大事だと感じました。
