32歳・中学校教員から一般企業のカスタマーサクセス(SaaS)へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 32歳
- 所属
- 教員
- 公務員時代の職種
- 教員
- 公務員歴
- 9年
- 転職先業界
- IT・SaaS
- 転職後職種
- カスタマーサクセス
- 年収
- 567 → 610万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募18 → 書類通過8 → 面接6 → 内定2
公務員になった理由
中学時代の担任に憧れ、教える仕事で地元に貢献したいと考えて教員になりました。
公務員時代の仕事内容
公立中学校で数学を教えながら、学級担任と進路指導、ソフトテニス部の顧問を担当していました。校内の学習用端末の導入係も任され、先生方への操作説明もしていました。
転職を考えたきっかけ
部活動と行事の準備で平日は21時過ぎ、土日も練習試合で休めない生活が続き、自分の子どもが生まれたのを機に働き方を見直しました。生徒と向き合う時間より書類と調整の時間が長くなっていたことにも疲れていました。教員以外の働き方を知らないまま年齢を重ねるのが怖くなったのも理由です。
なぜその職種を選んだか
学習用端末の導入係で、使い方に戸惑う先生方を支えて定着させた経験がいちばんのやりがいだったので、導入後の活用を支援するカスタマーサクセスが合うと考えました。
転職活動をどう進めたか
教員の仕事を続けながら、公務員からの転職に特化したエージェント2社と総合型1社に登録しました。総合型からは「教員経験を活かせるのは塾講師か教材の営業」という提案が中心で、一般企業の別職種を目指したい自分の希望とはずれていました。特化型の担当者は、授業の組み立てや保護者対応を「顧客への説明力」「期待値の調整」として言い換える方法を教えてくれ、職務経歴書が一般企業の採用担当に伝わる形になりました。最終的に特化型2社に絞り、夏休み期間に面接を集中させて進めました。
面接で聞かれたこと
「利用が進まない顧客に、どう働きかけますか」と聞かれ、端末導入のときに先生方へ行った個別説明の工夫を具体的に話しました。
公務員経験で評価されたこと
相手の理解度に合わせて説明を組み立てる力と、保護者対応で身につけた、感情的な相手の話を最後まで聞く姿勢を評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
教育機関向けの学習管理システムを扱う会社で、現場の先生の気持ちが分かる人材として期待されていると感じたのが決め手です。
転職後に感じたギャップ
解約率や利用率といった数字で成果を見られることに最初は戸惑い、会議で数字の根拠を聞かれて答えに詰まることもありました。社内ツールの多さにも慣れるまで2か月ほどかかりました。
公務員から転職して良かったか
年収は43万円上がり、土日は家族と過ごせるようになりました。教育現場を外から支える形で、今も先生方と関われているのがうれしいです。
公務員に戻りたいと思うか
授業が恋しくなることはありますが、教壇に戻るつもりはありません。
これから転職する公務員へのアドバイス
「教員しかできない」と思い込む前に、校務の中で自分が一番楽しかった仕事を書き出してみてください。一般企業の職種名に置き換えると、意外な行き先が見えてきます。
