35歳・中学校の教員から30代未経験でIT企業の社内SEへ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 35歳
- 所属
- 教員
- 公務員時代の職種
- 教員
- 公務員歴
- 12年
- 転職先業界
- IT・SaaS
- 転職後職種
- 社内SE・情報システム
- 年収
- 607 → 618万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募22 → 書類通過8 → 面接5 → 内定1
公務員になった理由
中学時代の数学の先生に憧れ、教える仕事に就きたいと思ったからです。
公務員時代の仕事内容
公立中学校で数学を教え、担任と学年の情報担当を兼ねていました。1人1台端末の導入時には、校内の設定作業や先生方からの問い合わせ対応を引き受けていました。
転職を考えたきっかけ
部活動と担任業務で平日は毎日21時過ぎまで学校に残り、土日も大会の引率で休めない状態が続いていました。端末導入の仕事をしているときだけは時間を忘れて取り組めたので、ITを本業にしたいと考えるようになりました。35歳を過ぎると未経験での転職はさらに難しくなると聞き、焦りもありました。
なぜその職種を選んだか
いきなり開発職を目指すのは厳しいと判断し、端末管理や問い合わせ対応の経験を少しでも活かせる社内SEを選びました。
転職活動をどう進めたか
冬休みから基本情報技術者試験の勉強を始め、合格してから本格的に動きました。公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しましたが、総合型からは「教員経験を活かせる」という理由で塾講師や教材の営業ばかり紹介され、ITに進みたいという希望とはずれていました。特化型の担当者は教員から社内SEに移った人の事例を知っていて、校内の端末導入をどう職務経歴書に書けばIT経験として伝わるかを一緒に考えてくれたので、最終的に特化型の2社に絞りました。応募は22社で、書類が通ったのは8社でした。
面接で聞かれたこと
「教員に戻りたくならないか」と「独学でどこまで勉強したか」は、ほぼすべての会社で聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
端末導入のときに、ITが苦手な先生方にも分かる言葉で手順書を作り、問い合わせに対応してきた経験が、社内のユーザーサポートに近いと評価されました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、未経験者に先輩が半年つきっきりで教える体制があると聞き、ここで基礎を固めようと決めました。
転職後に感じたギャップ
ネットワークやサーバーの知識が足りず、最初の半年は先輩の話す言葉の半分も分かりませんでした。年収は11万円上がりましたが、残業代込みの数字で、資格の勉強に休日を使っているため、時間の余裕は思ったほど増えていません。
公務員から転職して良かったか
部活動の引率がなくなり、土日のどちらかは確実に休めるようになったのは大きいです。ただ、30代半ばで新人として扱われる居心地の悪さは今もあり、正直なところ満足と言い切れるほどではありません。
公務員に戻りたいと思うか
教壇が恋しくなることはありますが、あの働き方に戻りたいとは思いません。
これから転職する公務員へのアドバイス
教員からIT職を目指すなら、在職中に資格を一つ取っておくと、書類で本気度を示せます。ただ、入社後に学び直す量は想像以上なので、転職はゴールではなく学び直しの始まりだと覚悟しておいた方がいいです。
