35歳・県庁の土木職から国立大学法人の施設課へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 35歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 土木
- 公務員歴
- 12年
- 転職先業界
- 教育
- 年収
- 578 → 600万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- いいえ
- 選考実績
- 応募11 → 書類通過3 → 面接2 → 内定1
公務員になった理由
工学部で構造を学び、つくったものが長く残る仕事をしたいと考えて土木職を選びました。
公務員時代の仕事内容
県の土木部で、道路の改良工事と橋梁の補修設計を担当していました。発注者として設計を委託し、施工中は監督員として現場に入る立場です。
転職を考えたきっかけ
公共工事は、予算がついた事業を決められた年度内に消化する進め方が基本です。12年やって、自分が何をつくったかより、何件さばいたかで評価されている感覚が強くなりました。転勤も4年ごとにあり、家族が土地に馴染むころに動くことが続いています。技術を使いながら、腰を据えて働ける場所を探しました。
なぜその職種を選んだか
大学の施設課は、キャンパスの建物と設備を、計画から改修まで一貫して見る部署です。同じ敷地を長い期間かけて良くしていく仕事で、単年度で切れる公共工事とは時間の流れが違いました。
転職活動をどう進めたか
登録したのは公務員特化型1社と総合型1社です。総合型はゼネコンと建設コンサルの施工管理を提案してきましたが、いずれも激しい転勤があり、転職の理由と噛み合いません。特化型の1社が国立大学法人の技術系職員の枠を知っており、事務職の公募とは別に技術職の採用があること、発注者側の経験がそのまま要件になることを教えてもらいました。応募11件のうち技術職枠は4件です。
面接で聞かれたこと
「築40年の校舎を、予算が3分の1しかない前提でどう延命させるか」という設問でした。手持ちの条件で優先順位をつけられるかを見られたのだと思います。
公務員経験で評価されたこと
発注者として仕様を書き、業者の見積もりを査定してきた経験でした。大学は工事を外に出す側なので、出す側の目を持つ職員が必要だと言われました。
内定先を選んだ理由
キャンパスの長期修繕計画をこれから作る段階で、その最初から関われるからです。
転職後に感じたギャップ
技術の話が通じる相手が学内にほとんどいません。県では課全体が土木職でしたが、いまは説明の仕方から変える必要があります。
公務員から転職して良かったか
転勤がなくなり、同じキャンパスを何年もかけて見ていけるようになりました。年収も22万円上がっています。技術職の枠で入ったため、事務職の給与表とは別の扱いでした。
公務員に戻りたいと思うか
戻る予定はありません。ただ発注者としての12年は、いまの仕事の土台そのものです。
これから転職する公務員へのアドバイス
技術職は大学職員に向かないと思われがちですが、施設課には技術職の枠があります。事務職の公募だけを見て諦めている人は多いと思います。
