33歳・警察官から私立大学の学生支援課へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 33歳
- 所属
- 警察
- 公務員時代の職種
- 警察
- 公務員歴
- 11年
- 転職先業界
- 教育
- 転職後職種
- 大学職員
- 年収
- 597 → 610万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募14 → 書類通過4 → 面接3 → 内定1
公務員になった理由
高校のとき地元の警察官に世話になったことがあり、同じ立場で人に関わりたいと思ったからです。
公務員時代の仕事内容
交番勤務のあと、生活安全課で少年係を6年担当しました。非行少年の補導と立ち直り支援、学校や保護者との連絡調整が中心です。
転職を考えたきっかけ
少年係の仕事は、問題が起きてからしか関われません。学校に呼ばれて行くころには、その子はもう何度もつまずいた後です。もっと手前で関われる場所に移りたいと思いました。交替制の勤務が続き、家族と生活時間が合わないことも重なっています。10年やって、この働き方をあと20年続ける自分が想像できませんでした。
なぜその職種を選んだか
学生支援課は、休学や退学を考えている学生の相談を受ける部署です。困っている若い人と、問題が大きくなる前に話す仕事という点で、少年係でやってきたことと地続きだと感じました。
転職活動をどう進めたか
大手を1社と、公務員特化のエージェントを3社使いました。大手からは警備会社と保険の調査職ばかりを提案され、前職の肩書きだけで判断されている印象でした。公務員特化のうち1社が教育機関の求人を扱っており、私立大学は「学生対応の実務経験」を職歴の形式より重く見る大学があると教えてくれました。職務経歴書では、少年係で何人と、どういう手順で関わったかを具体的に書き直しています。応募14件、書類通過4件、半年かかりました。
面接で聞かれたこと
「警察官のときの関わり方と、大学職員としての関わり方は何が違うと思うか」を長く聞かれました。指導する立場ではなくなることを理解しているか、確かめられていたのだと思います。
公務員経験で評価されたこと
保護者と学校と本人の間に入って、三者で言い分が違う状況を整理してきた経験でした。大学でも同じ構図が起きるが、そこを担える職員が少ないと言われました。
内定先を選んだ理由
学生相談室のカウンセラーと職員が分業ではなく一緒に動く体制で、自分の関われる幅が広かったからです。
転職後に感じたギャップ
強制力がまったくないことに慣れるまで半年かかりました。警察のときは最後は制度の力で動かせましたが、大学では学生が来るのを待つしかない場面があります。
公務員から転職して良かったか
夜勤がなくなり、土日も基本的に休みになりました。年収も13万円上がっています。大幅に増えたわけではありませんが、生活時間が戻ったことのほうが自分には大きかったです。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとは思いません。ただ、少年係の11年がなければこの仕事には就けていません。
これから転職する公務員へのアドバイス
警察官の経歴は、民間では警備や調査に寄せて見られがちです。自分から「誰と、どんな場面で、どう話してきたか」を書き出して渡さないと、その部分は伝わりません。
