41歳・警察官から民間企業の総務へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 41歳
- 所属
- 警察
- 公務員時代の職種
- 警察
- 公務員歴
- 19年
- 転職先業界
- その他
- 転職後職種
- 総務
- 年収
- 702 → 691万円
- 活動期間
- 8ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募26 → 書類通過7 → 面接5 → 内定1
公務員になった理由
地元の治安を守る仕事に就きたいと思い、高校の頃から警察官を目指していました。
公務員時代の仕事内容
県警で交番勤務を経て、後半の10年ほどは警察署の警務課で当直表の作成や装備品の管理、署員の福利厚生の手続きを担当していました。
転職を考えたきっかけ
30代後半から民間への転職を考えていましたが、家族の反対もあり踏み切れずにいました。40歳を過ぎて夜間の呼び出しで体力的にきつい場面が増え、子どもの受験を控えて生活リズムを整えたいという思いが強くなりました。このまま動かなければ選択肢がさらに狭まると考え、41歳で決断しました。
なぜその職種を選んだか
警務課で規程の運用や備品管理、職員の手続きを長く担当していたので、民間の総務なら経験がそのまま生きると考えました。
転職活動をどう進めたか
在職中に公務員特化型のエージェント2社と総合型1社に登録しました。総合型からは「警察出身なら警備会社の現場責任者が一番早い」という求人ばかり届き、夜勤から離れたい私の希望とは合いませんでした。特化型の担当者は警務課での事務経験を細かく聞き取り、「装備品管理は資産管理、当直表作成は勤怠管理」と民間の言葉に置き換えて職務経歴書を一緒に作ってくれたので、最終的に特化型の2社に絞りました。平日は勤務後に書類を直し、面接は休暇を使って受けました。
応募した職種・業界
総務・庶務、施設管理、人事労務の事務職を中心に、ビル管理会社、地場の物流会社、医療法人などに応募しました。
書類選考で苦労したこと
40代で総務未経験という条件のため、書類で落ちることが多く、通過率は3割に届きませんでした。資格欄に書けるものが少なかったので、途中で衛生管理者の勉強を始めたことを書き添えるようにしました。
面接で聞かれたこと
「年下の上司から指示を受けることに抵抗はないか」「警察の規律と民間の柔軟さの違いにどう対応するか」をよく聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
署員約200人分の装備品や車両の管理台帳を正確に回していたことと、規程に沿って手続きを漏れなく進める姿勢を評価されました。
内定先を選んだ理由
地元のビル管理・清掃を手がける会社で、夜間の呼び出しがなく土日が休めることが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
警察では規程と前例がはっきりしていましたが、今の会社は手続きの多くが担当者の頭の中にあり、自分で仕組みを作るところから始める必要がありました。社内に同年代の中途入社者がおらず、20代の先輩にパソコンの操作を教わる場面もあって、最初の数か月は気まずさがありました。
公務員から転職して良かったか
年収は11万円下がりましたが、夜間の呼び出しがなくなり家族と夕食をとれるようになったのは大きいです。一方で、総務は目立たない仕事で評価の基準があいまいなため、やりがいの面ではまだ手探りで、満足度は半分くらいというのが正直なところです。
公務員に戻りたいと思うか
組織として守られていた安心感は懐かしく思いますが、生活の面を考えると戻るつもりはありません。
これから転職する公務員へのアドバイス
警察官の民間転職は、30代のうちに動いた方が選べる求人がはっきり多いと感じました。迷っている方は、転職しないにしても一度エージェントと面談して、自分の経験が民間でどう呼ばれるのかを知っておくと、決断の時期を逃さずに済みます。
