29歳・市役所の行政職から私立大学の国際交流課へ転職した事例
- 転職満足度
- 5
- 転職時年齢
- 29歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 7年
- 転職先業界
- 教育
- 転職後職種
- 大学職員
- 年収
- 480 → 530万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募8 → 書類通過3 → 面接3 → 内定2
公務員になった理由
大学で地域社会を学び、その延長で受けました。強い志望動機があったわけではありません。
公務員時代の仕事内容
市民課で戸籍と住民登録を3年担当したあと、多文化共生の担当に移り、外国人住民の相談窓口と日本語教室の運営、姉妹都市交流を4年担当しました。
転職を考えたきっかけ
多文化共生の仕事は好きでしたが、市役所では在留資格や生活支援など、困りごとへの対応が中心になります。相談に来る留学生と話していると、その人が日本で何をしたいのかという前向きな話をする時間がほとんど取れませんでした。次の異動で税務に移る見込みが立ったとき、この分野を仕事として続けるには外に出るしかないと考えました。
なぜその職種を選んだか
大学の国際交流課は、留学生の受け入れと日本人学生の派遣の両方を扱います。困りごとの処理ではなく、留学の設計から関われる点が、いま自分がやりたいことと合っていました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化のエージェントを中心に、大手にも登録しました。大手からは外資系の人事や貿易事務を提案されましたが、語学力の水準が求人の想定と合いませんでした。公務員特化の担当者に、国際交流課は語学力そのものより「外国人の生活実務を知っていること」を見る大学があると言われ、日本語教室の運営と相談件数を職務経歴書の中心に据えました。応募8件と少なめですが、3か月で決まっています。
面接で聞かれたこと
「留学生が単位を落として在留資格が危うくなったとき、最初に誰に連絡するか」という実務そのものの質問でした。窓口経験がないと答えられない設問だったと思います。
公務員経験で評価されたこと
在留資格の制度を、窓口で実際に扱ってきた点でした。大学側は制度を知る職員が少なく、学生が困ってから調べる状態だったと聞いています。
内定先を選んだ理由
もう1社は語学学校の運営会社でしたが、留学生の在学中を通して関われる大学のほうを選びました。
転職後に感じたギャップ
年度初めと留学生の受け入れ時期に業務が集中します。閑散期との差が市役所より激しく、9月と4月は残業が続きました。
公務員から転職して良かったか
相談に来た学生が、卒業して日本で就職するまでを見られるようになりました。年収も50万円上がっています。市役所の給与が伸び始める前に動いたことが、結果的によかったのだと思います。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとは思いません。多文化共生の7年があってこその転職でした。
これから転職する公務員へのアドバイス
語学ができないから国際系は無理だと決めていましたが、実際に求められたのは制度と生活実務の知識でした。募集要項の必須条件を、思い込みで読まないほうがいいです。
