30歳・市役所の行政職から不動産会社の事業企画へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 30歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 8年
- 転職先業界
- 不動産
- 転職後職種
- 経営・事業企画
- 年収
- 494 → 580万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募16 → 書類通過6 → 面接4 → 内定2
公務員になった理由
地元のまちづくりに関わりたいと思い、大学卒業と同時に生まれ育った市の職員になりました。
公務員時代の仕事内容
市役所で8年間、行政職として働きました。最初の4年は市民課の窓口、後半の4年は都市計画課で空き家対策と駅前の再整備計画の取りまとめを担当していました。
転職を考えたきっかけ
都市計画課で再整備の計画を何年もかけて作っても、実際に建物を建てて街を動かすのは民間の事業者だと気づいたことが大きかったです。30歳を前に、計画を作る側ではなく、事業として形にする側に回りたいと考えるようになりました。「30歳を過ぎると未経験での転職は難しくなる」とも聞いていたので、決めるなら今だと思いました。
なぜその職種を選んだか
空き家対策で地元の不動産会社と何度も打ち合わせをするうちに、用地の取得から収支の組み立てまでを考える事業企画の仕事に興味を持ちました。行政の手続きや住民説明の流れを知っていることが、そのまま強みになると感じたのも理由です。
転職活動をどう進めたか
働きながら5か月かけて活動しました。公務員からの転職に特化したエージェント2社と、総合型のエージェント1社に登録しました。総合型の担当者からは「30歳で未経験なら、まずは不動産の個人営業から」という求人ばかりを勧められ、企画職を目指したい私の希望とはずれていました。特化型の担当者は、都市計画課での経験が開発案件の行政協議や地元調整に生きることを職務経歴書の書き方から一緒に考えてくれたので、最終的には特化型2社に絞って応募を進めました。
面接で聞かれたこと
「開発許可や地区計画の手続きで、行政側はどこを見ているのか」と具体的に聞かれました。あわせて、利益を出す立場に変わることへの覚悟も確認されました。
公務員経験で評価されたこと
駅前再整備で地権者や商店会との調整を続けた経験と、行政協議の流れを内側から知っている点を評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
内定は2社でしたが、地方都市の再開発案件を多く手がけていて、自治体との協議を任せてもらえる会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
事業収支の計算や不動産の専門用語は一から覚える必要があり、最初の半年は毎晩勉強していました。決裁の速さにも驚き、市役所なら数か月かかる判断が1週間で決まることもあります。
公務員から転職して良かったか
年収は494万円から580万円になり、86万円上がりました。自分が関わった案件が着工まで進んだときの手応えは大きく、転職してよかったと感じています。
公務員に戻りたいと思うか
今は戻りたいとは思いません。ただ、行政の立場を知っていることは今の仕事の支えになっているので、市役所で働いた8年間には感謝しています。
これから転職する公務員へのアドバイス
30歳前後で迷っている方は、今の部署で「民間の誰と、どんな話をしているか」を書き出してみてください。その相手の仕事が、未経験でも経験を生かせる転職先の候補になることがあります。
