28歳・「スキルなし」と悩んだ市役所の行政職から小売企業の事務職へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 28歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 6年
- 転職先業界
- 小売・サービス
- 転職後職種
- 事務・バックオフィス
- 年収
- 466 → 478万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募22 → 書類通過7 → 面接4 → 内定1
公務員になった理由
地元で安定して働き続けたいと考え、大学卒業時に地元の市役所を受験しました。
公務員時代の仕事内容
市役所で市民課と保険年金課を経験し、窓口での届出受付や国民健康保険の資格・賦課に関する事務を担当していました。
転職を考えたきっかけ
6年働いても身についたのは市役所の中でしか通用しない手続きの知識だけだと感じ、「自分にはスキルがない」という不安が年々強くなっていきました。異動のたびに一から覚え直す働き方ではなく、同じ分野で経験を積み上げられる仕事に就きたいと考えるようになりました。
なぜその職種を選んだか
営業や企画に踏み出す自信はなかったため、窓口で培った正確な事務処理をそのまま活かせる事務職を選びました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しました。総合型では「経験を活かすなら営業事務かコールセンター」と、窓口経験を接客経験として読み替えた求人ばかりを勧められ、自分の強みが伝わっていないと感じました。特化型の担当者は、国保の賦課や住民異動の処理を「件数の多い定型業務をミスなく回す力」と言い換えて職務経歴書に落とし込んでくれたため、最終的に特化型に絞りました。それでも書類通過は22社中7社で、未経験の事務職は想像以上に狭き門でした。
応募した職種・業界
小売チェーン本部の事務職、物流会社の営業事務、食品メーカーの受発注事務などに応募しました。
書類選考で苦労したこと
「事務経験者」を求める求人では、公務員の事務経験が民間の事務経験として扱われず、書類で落ちることが多かったです。
面接で聞かれたこと
「市役所の事務と民間の事務は何が違うと思うか」「Excelはどの程度使えるか」を具体的に聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
締め切りのある大量の申請を期限内に処理してきたことと、制度の説明を相手に合わせて噛み砕いてきた経験を評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
内定は1社だけでしたが、店舗の運営を支える本部の事務で、転勤がなく地元で働ける点が決め手になりました。
転職後に感じたギャップ
年収は12万円上がりましたが、残業代込みの金額で、繁忙期は市役所時代より帰りが遅くなりました。また、Excelの関数や社内システムの操作は自分が思っていた以上にできず、最初の3か月は後輩のパート社員に教わる場面も多く、正直つらかったです。
公務員から転職して良かったか
同じ業務を続けて担当できるので、少しずつ「これは自分の仕事だ」と言えるものが増えてきた点には満足しています。ただ、スキルが身につくかどうかは職場ではなく自分次第だと痛感し、転職すれば解決するという期待は甘かったと思います。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとまでは思いませんが、窓口で市民に感謝された経験は今でも懐かしく感じます。
これから転職する公務員へのアドバイス
「スキルがない」と悩んでいるなら、辞める前にExcelや簿記など持ち運べる技能を一つ身につけておくことをおすすめします。自分の場合、それだけで書類の通過率も入社後の苦労もかなり違ったはずです。
