35歳・都道府県庁の土木技術職から建設コンサルタントへ転職した事例
- 転職満足度
- 5
- 転職時年齢
- 35歳
- 所属
- 都道府県庁
- 公務員時代の職種
- 土木
- 公務員歴
- 13年
- 転職先業界
- 建設・インフラ
- 転職後職種
- コンサルタント
- 年収
- 578 → 700万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 未経験転職
- いいえ
- 選考実績
- 応募8 → 書類通過6 → 面接4 → 内定2
公務員になった理由
大学で土木を学び、地元のインフラを自分の手で支えたいと考えて県庁を志望しました。
公務員時代の仕事内容
県の土木部で、道路と河川の工事発注を担当していました。設計コンサルタントへの委託業務の管理、地元説明会の運営、工事現場の監督が主な仕事です。災害復旧の査定にも何度か立ち会いました。
転職を考えたきっかけ
発注者の立場だと、実際に手を動かして設計する機会がほとんどありません。年数を重ねるほど調整と書類の仕事が増え、技術者として自分が伸びている実感が薄れていきました。40歳になる前に、設計そのものに関われる場所へ移りたいと思ったのがきっかけです。
なぜその職種を選んだか
発注側で見てきた設計や積算の知識をそのまま生かせて、しかも自分で計画づくりに踏み込めるのが建設コンサルタントでした。行政との橋渡し役を求める会社が多く、県庁での経験が弱みにならない点も決め手です。
転職活動をどう進めたか
建設・土木に強い特化型エージェント2社と、総合型1社に登録しました。総合型の担当者からは異業種の営業職やIT関連も勧められましたが、私の狙いは技術を続けることだったので提案がかみ合いませんでした。特化型は建設コンサル各社の技術部門の体制や、公務員出身者がどのポジションで採られているかまで具体的に教えてくれたので、最終的に特化型2社に絞って進めました。活動期間は約3か月です。
応募した職種・業界
建設コンサルタントの計画・調査部門を中心に4社、ゼネコンの技術研究職を1社、あわせて5社ほどに応募しました。
書類選考で苦労したこと
職務経歴書には、担当した工事の規模と本数、発注から完成までで何を判断してきたかを数字で書きました。8社に出して6社通過しています。技術系は資格と実務年数がはっきり伝われば通りやすい印象でした。
面接で聞かれたこと
発注者と受注者では立場が逆になるが違いをどう受け止めているか、納期が厳しいときにどう動くか、後輩の指導経験はあるか、を聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
設計委託の仕様書を書いてきた経験と、地元説明会で住民の合意を取り付けてきた経験が高く評価されました。発注者の考え方が分かる人材は提案の質が変わると言われました。
内定先を選んだ理由
複数の内定のうち、入社後に取り組む業務が具体的に示され、技術士の取得支援がはっきりしていた会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
良い意味でのギャップとして、裁量が大きく、自分の判断で図面や報告書の方向を決められる場面が増えました。一方で複数の案件が同時に走るため、時間の使い方は県庁時代より自分でシビアに組む必要があります。
公務員から転職して良かったか
技術者として毎日学ぶことがあり、年収も578万円から700万円へ122万円上がりました。仕事内容と待遇の両方が想像以上で、今のところ不満はありません。
公務員に戻りたいと思うか
戻るつもりはありません。発注者としての経験は財産ですが、今の働き方のほうが自分に合っています。
これから転職する公務員へのアドバイス
技術系の公務員は、民間では発注者側の視点を持った即戦力として想像以上に歓迎されます。担当した工事の規模と判断の中身を数字で語れるように整理しておくと、選考はぐっと進みやすくなります。
