34歳・国家公務員の行政職からメーカーの経営企画へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 34歳
- 所属
- 国家公務員
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 11年
- 転職先業界
- メーカー
- 転職後職種
- 経営・事業企画
- 年収
- 582 → 680万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募16 → 書類通過9 → 面接6 → 内定2
公務員になった理由
大学で学んだ政策分野の知識を活かし、国の制度づくりに関わりたいと考えて国家公務員を志望しました。
公務員時代の仕事内容
中央省庁で政策の企画立案や予算要求資料の作成を担当し、他省庁や業界団体との調整業務も行っていました。国会対応で答弁資料をまとめることもありました。
転職を考えたきっかけ
政策の企画自体にはやりがいを感じていましたが、決定までに多くの部署の調整が必要で、自分の考えた案が形になるまでに何年もかかることが少なくありませんでした。もっとスピード感のある環境で、意思決定から実行までを見届けたいと思うようになりました。将来的には経営に近い立場で仕事をしたいという気持ちも強くなりました。
なぜその職種を選んだか
政策立案で培った、複数の利害関係者の意見を整理して一つの方向にまとめる力を、企業の経営企画という仕事でも活かせると考えました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型の転職エージェント2社と、総合型の転職エージェント1社を併用しました。総合型のエージェントからは営業職を中心に紹介されましたが、政策調整の経験を活かせる仕事とは言えず、あまり参考になりませんでした。一方、公務員特化型のエージェントは、行政での調整経験を経営企画のどの業務に結びつけられるか具体的に整理してくれたので、最終的にはそちらを中心に活動を進めました。書類選考の段階から、職務経歴書の表現を一緒に練り直してもらえたのも助かりました。
面接で聞かれたこと
行政の仕事で身につけた調整力を、利害が対立する部署間でどう発揮したか具体的なエピソードを聞かれました。また、意思決定が遅いと感じる組織にいた人が、スピード重視の企業文化に合わせられるかも重ねて確認されました。
公務員経験で評価されたこと
複数部署の意見を整理して資料に落とし込む力や、予算という数字を扱いながら政策の妥当性を説明してきた経験を評価してもらえました。
内定先を選んだ理由
経営企画の担当者が現場に近い立場で意思決定に関わっている会社だと分かり、自分がやりたかった仕事に近いと感じたため入社を決めました。
転職後に感じたギャップ
行政に比べて意思決定のスピードが速く、最初の数か月は会議で結論を求められるテンポについていくのに苦労しました。一方で、根回しに費やす時間は大幅に減りました。
公務員から転職して良かったか
自分の提案が数か月単位で形になっていくのを実感でき、以前より仕事の手応えを感じています。年収も98万円ほど上がり、生活面でも余裕が出ました。
公務員に戻りたいと思うか
今の仕事に納得しているため、公務員に戻りたいという気持ちは今のところありません。
これから転職する公務員へのアドバイス
行政での調整力は、企業の経営企画でも十分に通用します。ただし意思決定のスピード感には差があるので、面接ではそのギャップを自分がどう埋めるつもりかを具体的に話せるようにしておくとよいと思います。
