24歳・市役所の行政職から人材会社のリクルーティングアドバイザーへ未経験転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 24歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 2年
- 転職先業界
- 人材
- 転職後職種
- リクルーティングアドバイザー
- 年収
- 400 → 450万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募18 → 書類通過12 → 面接8 → 内定3
公務員になった理由
就職活動の時期に民間の仕事のイメージが持てず、地元で長く働ける安定した仕事という理由で市役所を選びました。
公務員時代の仕事内容
大学卒業後に市役所へ入り、2年間、市民課の窓口と国民健康保険の資格得喪の事務を担当しました。転入・転出の届出受付、保険証の発行、保険料の減免相談などが主な仕事で、1日に数十人の市民対応をこなしながら、月末には異動処理のとりまとめもしていました。
転職を考えたきっかけ
窓口の仕事は市民の役に立っている実感がある一方で、2年目には1年目とほぼ同じ業務を繰り返している感覚があり、20代のうちにもっと成長できる環境に身を置きたいと考えるようになりました。年功で給与が上がる仕組みも、頑張っても報われ方が遅く感じられました。年齢が若いほど未経験でも受け入れてもらいやすいと聞き、動くなら早いほうがいいと思って24歳で転職活動を始めました。
なぜその職種を選んだか
人と話すことと、相手の状況を整理して次の一歩を提案することは窓口で毎日やってきたので、企業の採用を支援するリクルーティングアドバイザーなら経験を活かせると考えました。担当企業の採用課題をヒアリングして求人票をつくり、社内のキャリアアドバイザーと連携して候補者を紹介する仕事です。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェントを2社と、20代向けの総合型を1社使いました。総合型は求人を大量に送ってくるものの、事務職の派遣や地元の中小企業の一般職ばかりで、キャリアの方向性を一緒に考えてくれる感じではありませんでした。特化型の1社は、窓口対応を「短時間で相手の要望を整理して手続きに落とす力」、国保の減免相談を「相手の事情に踏み込んで提案する力」と言い換えて、人材業界の営業職に向いていると整理してくれました。若手未経験を採る企業の面接の傾向も具体的に教えてくれたので、特化型に絞って進めました。
面接で聞かれたこと
「なぜ2年で辞めるのか」「ノルマのある環境で働いた経験がないが大丈夫か」を必ず聞かれました。安定を捨ててまで何を得たいのかを、自分の言葉で説明できるかを見られていると感じました。
公務員経験で評価されたこと
1日に数十人の市民対応をさばいてきた処理の速さと、クレームや込み入った相談でも落ち着いて話を聞ける姿勢を評価されました。「未経験でも、人と向き合う場数はすでに踏んでいる」と言われました。
内定先を選んだ理由
未経験からの立ち上がりを想定した研修が3か月あり、最初の半年は個人ノルマではなくチーム目標で評価する仕組みだったため、この会社を選びました。
転職後に感じたギャップ
成果が数字で毎週見えるので、うまくいっている時は楽しい一方で、うまくいかない週は気持ちの切り替えが難しいと感じます。市役所では「決められた手続きを正確に」で評価されましたが、いまは「自分で工夫して数字をつくる」ことが求められ、評価の物差しが大きく変わったことに最初は戸惑いました。
公務員から転職して良かったか
覚えることが多くて大変ですが、担当企業から「いい人を紹介してくれた」と言われた時の手応えは市役所時代にはなかったものです。年収も400万円から450万円へ50万円上がり、成果を出せばさらに増える見込みなので、頑張りがいがあります。残業は増えたので満足度は5ではなく4ですが、20代のうちに動いてよかったと思っています。
公務員に戻りたいと思うか
安定は魅力ですが、いまの仕事で身につけている力のほうが自分には価値があると感じているので、戻るつもりはありません。
これから転職する公務員へのアドバイス
20代で未経験の分野に移るなら、若いほど選択肢が多いのは本当です。ただ「なんとなく成長したい」だけでは面接で必ず突っ込まれるので、いまの仕事の何が物足りなくて、次で何を得たいのかを一文で言えるようにしてから動くといいと思います。窓口や電話対応の経験は、思っている以上に民間の営業職で通用します。
