44歳・消防士から私立大学の総務課へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 44歳
- 所属
- 消防
- 公務員時代の職種
- 消防
- 公務員歴
- 22年
- 転職先業界
- 教育
- 年収
- 745 → 700万円
- 活動期間
- 7ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募17 → 書類通過4 → 面接3 → 内定1
公務員になった理由
体力を使う仕事で、地元で長く働けるところを探していました。
公務員時代の仕事内容
消防署で救急隊と消火隊を務めたあと、予防課で防火対象物の査察と消防計画の審査を8年担当しました。事業所への立入検査と、防火管理者の講習も受け持っています。
転職を考えたきっかけ
40代に入って交替制勤務の身体的な負担が明確に増えました。予防課に移って日勤になりましたが、数年で現場に戻る可能性が残ります。定年まであと16年あることを考えたとき、身体が動くうちに日勤の仕事へ移っておきたいと思いました。消防で身につけた防災の知識を、別の場所で使える形にできないか探しています。
なぜその職種を選んだか
大学の総務課は、防災計画と危機管理を所管します。数千人が集まる施設の避難計画をつくる仕事で、査察でずっと見てきた側から、つくる側に回る形になりました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化のエージェントと大手を併用しました。大手からは防災設備会社の営業と、施設の警備管理を提案されましたが、いずれも年収が大きく下がる条件です。公務員特化の担当者に、大学は総務職に防災の実務を求める一方で消防OBの採用実績が少ないと言われ、職務経歴書では査察した対象物の件数と、指摘から改善までを追った事例を具体的に書きました。応募17件、7か月かかっています。40代の書類通過は簡単ではありませんでした。
面接で聞かれたこと
「大学で震度6強の地震が起きたとき、最初の1時間に職員は何をすべきか」を聞かれました。実際の校舎の図面を見ながら答える形式です。
公務員経験で評価されたこと
消防法の要求水準を、査察する側の基準で理解している点でした。大学は業者に言われるまま設備を更新してきた面があり、必要性を自分で判断できる職員がほしかったそうです。
内定先を選んだ理由
防災計画の見直しを任せると明言されたことと、日勤で土日が休みという条件が転職の目的に合っていたためです。
転職後に感じたギャップ
総務課は防災だけを扱う部署ではありません。会議の運営や規程の改正など、文書仕事の比重が想像よりずっと大きく、最初の半年は書式を覚えることに時間を取られました。
公務員から転職して良かったか
年収は45万円下がりました。消防の特殊勤務手当がなくなった分がそのまま影響しています。ただ夜勤がなくなり、生活が規則的になったことは想定どおりです。金額だけ見れば失敗ですが、あと16年働くための選択としては納得しています。
公務員に戻りたいと思うか
戻れるなら年収は戻りますが、身体のことを考えると現実的ではありません。
これから転職する公務員へのアドバイス
40代の転職は、年収が下がる前提で先に生活費を計算しておいたほうがいいです。下がる額を知ったうえで決めれば、入ってから揺れずに済みます。
