38歳・市役所の行政職から私立大学の入試広報へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 38歳
- 所属
- 市役所・区役所
- 公務員時代の職種
- 行政
- 公務員歴
- 15年
- 転職先業界
- 教育
- 年収
- 590 → 625万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募15 → 書類通過4 → 面接3 → 内定1
公務員になった理由
生まれ育った市で働きたいという、それだけの理由でした。
公務員時代の仕事内容
市の広報広聴課で、広報誌の編集と市公式SNSの運用を7年担当しました。その前は市民課と企画財政課にいます。移住促進のプロモーションも担当しました。
転職を考えたきっかけ
移住促進の取り組みで成果が出た年に、次の異動で福祉の窓口に移ることが決まりました。役所ではこれが普通ですが、積み上げた広報の経験がここで切れることに納得できませんでした。40歳が近く、専門を持たないまま管理職になる道筋も見えてきています。広報を仕事として続けられる場所に移るなら、動けるのは今しかないと考えました。
なぜその職種を選んだか
入試広報は、限られた予算で認知を広げ、資料請求から出願までの数字を追う仕事です。移住促進で、興味を持った人が実際に動くまでをどう設計するか考えた経験と、やることがほぼ同じでした。
転職活動をどう進めたか
公務員特化のエージェント2社と、大手を2社使いました。大手は事業会社のマーケティング職を中心に出してきましたが、いずれも実務ツールの経験を求められ、書類で落ちています。公務員特化の担当者から、私立大学の入試広報は「実績の数字を出せる公務員」を歓迎する傾向があると聞き、移住相談件数と移住決定者数の推移を職務経歴書に載せました。ここから書類の通過率が変わっています。
面接で聞かれたこと
「18歳人口が減る前提で、5年後にこの大学は何を訴えるべきか」という設問が出ました。前年度の入試データを渡され、その場で考えを述べる形式です。
公務員経験で評価されたこと
予算が増えない前提で成果を出す進め方でした。大学も広報費を大きく増やせないため、既存の資源を組み替える発想を持つ人がほしかったと言われました。
内定先を選んだ理由
入試広報の予算と手段を、担当者レベルで組み替えてよいと明言されたからです。
転職後に感じたギャップ
学内の合意形成は市役所より複雑でした。教員側の意向が強く、事務局の判断だけでは進まない案件があります。決裁のルートが読めるまで時間がかかりました。
公務員から転職して良かったか
志願者数という一つの数字を、年間を通して追い続けられるようになりました。年収も35万円上がっています。30代後半の転職で下がらなかったのは、広報の実務経験があったからだと思います。
公務員に戻りたいと思うか
戻る気はありません。ただ市の広報でやってきた15年が、そのまま評価されたことには納得しています。
これから転職する公務員へのアドバイス
異動で専門が切れるのが役所の仕組みです。切れる前に、担当した仕事の数字を自分用に記録しておくと、動くと決めたときにそのまま職務経歴書になります。
