29歳・公立中学校の教員から教育業界の事業企画へ転職した事例
- 転職満足度
- 3
- 転職時年齢
- 29歳
- 所属
- 教員
- 公務員時代の職種
- 教員
- 公務員歴
- 6年
- 転職先業界
- 教育
- 転職後職種
- 経営・事業企画
- 年収
- 525 → 510万円
- 活動期間
- 6ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募18 → 書類通過9 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
学生時代に関わった学習支援ボランティアで、教えることそのものにやりがいを感じたからです。
公務員時代の仕事内容
公立中学校で数学を教えていました。学級担任を持ち、二年間は生徒会の主担当も兼ねていました。授業準備のほかに部活動の顧問と保護者対応があり、勤務時間は自分でも把握しきれないほど長くなっていました。
転職を考えたきっかけ
担任と部活で一日が終わり、授業をよくするための時間がほとんど取れない状態が三年続きました。教材や指導の仕組みそのものを設計する側に回りたいという気持ちが強くなりました。定年まで同じ働き方を続ける自信が持てなかったことも大きかったです。
なぜその職種を選んだか
教育サービスを提供する会社で、現場の課題を教材やカリキュラムの企画に落とし込む仕事があると知り、教員としての経験を一番活かせると考えました。
転職活動をどう進めたか
教員や公務員の転職に詳しいエージェント二社と、総合型のエージェント一社に登録しました。総合型からは営業職や人材コーディネーターばかりを勧められ、授業設計の経験をどう伝えればいいか一緒に整理してもらえませんでした。教員特化のエージェントは、指導案づくりや学年運営の経験を企画職の要件定義に近い動きだと翻訳して職務経歴書に書き直してくれたので、最終的にそちらへ絞りました。応募から内定まではおよそ六か月かかりました。
面接で聞かれたこと
担任として一年間のクラス運営をどう設計したか、保護者からの反対意見をどうまとめたか、を具体的に聞かれました。教える相手が生徒から社会人に変わっても通用する説明力があるか、という観点だったと思います。
公務員経験で評価されたこと
学年全体の年間計画を立てて他の先生と調整してきた経験と、教材を自作して改善を重ねた経験が評価されました。複数の関係者を巻き込んで一つの計画を回す動き方が、企画職と共通していると言われました。
内定先を選んだ理由
教材開発の責任者が元教員で、現場の実感と数字の両方で企画を語っていたのを見て、ここでなら学び直せると感じたからです。
転職後に感じたギャップ
授業という手応えのある仕事がなくなり、企画は結果が出るまで数か月かかることに戸惑いました。自分の提案が継続率や売上という数字で評価されるのも初めてで、最初の半年はうまく成果を示せませんでした。
公務員から転職して良かったか
働く時間は大きく減り、土日に部活へ出ることもなくなりました。ただ年収は十五万円ほど下がり、企画職としてはまだ半人前で、教員時代のように生徒から直接感謝される手応えが恋しくなる日もあります。満足しているかと聞かれると、今のところ半々です。
公務員に戻りたいと思うか
戻りたいとは思いませんが、教壇に立っていた日々を否定する気持ちもありません。
これから転職する公務員へのアドバイス
教員の仕事は民間では説明しづらいと決めつけず、誰をどう動かして何を作ってきたかに分解してみてください。わたしの場合は、その作業を一緒にやってくれるエージェントに出会えたかどうかが分かれ目でした。
