44歳・消防士から不動産会社の個人営業へ転職した事例
- 転職満足度
- 2
- 転職時年齢
- 44歳
- 所属
- 消防
- 公務員時代の職種
- 消防
- 公務員歴
- 26年
- 転職先業界
- 不動産
- 転職後職種
- 個人営業
- 年収
- 745 → 786万円
- 活動期間
- 5ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募18 → 書類通過7 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
子どもの頃に近所の火事で消防隊の姿を見て、人の役に立つ仕事に就きたいと思ったからです。
公務員時代の仕事内容
高校卒業後に市の消防本部に入り、消防隊や救急隊を経て、最後は消防署の小隊長として隊員の指揮と若手の指導をしていました。
転職を考えたきっかけ
40代に入って膝を痛め、現場で体を張り続けるのが難しくなってきました。日勤の内勤に移る道もありましたが、昇任試験の結果が振るわず、このまま定年まで過ごす姿が見えてしまったことも大きかったです。体力ではなく、人と話す力で勝負できる仕事に変わりたいと考えました。
なぜその職種を選んだか
救急の現場で、動揺した家族に落ち着いて説明してきた経験は、住まいという大きな買い物を迷うお客さんに向き合う仕事に通じると思いました。成果が年収に反映される点にも惹かれました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しました。総合型からは警備会社の隊長職や消防設備点検の求人ばかりが届き、「消防の経験をそのまま使う」発想から抜け出せない提案でした。特化型の担当者は、交替制勤務で培った体力面より、住民対応や指揮の経験を営業向けの言葉に置き換えて職務経歴書をつくってくれたので、最終的に特化型に絞りました。夜勤明けの日に面接を入れて、5か月かけて2社から内定をもらいました。
面接で聞かれたこと
40代で未経験の営業に飛び込む理由と、ノルマに対する考え方をかなり突っ込んで聞かれました。休日に家族の理解が得られるかも確認されました。
公務員経験で評価されたこと
初対面の人とすぐに信頼関係をつくる力と、トラブルが起きても慌てずに段取りを組める点を評価されました。
内定先を選んだ理由
固定給が高めに設定されていて、未経験でも最初の1年は収入が大きく崩れないと説明されたことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
土日と祝日がいちばんの稼ぎどきで、子どもの行事にはほとんど出られなくなりました。年収は745万円から786万円になり、41万円上がりましたが、その上乗せ分は歩合で、月によっては契約ゼロで固定給だけという月もあります。20代の先輩に数字で詰められるのも、想像以上にこたえました。
公務員から転職して良かったか
正直に言うと、後悔のほうが大きいです。年収の数字だけ見れば上がっていますが、休日と気持ちの余裕を失った分を考えると、割に合っていないと感じています。
公務員に戻りたいと思うか
年齢的に消防に戻ることはできませんが、戻れるなら戻りたいと思う日もあります。
これから転職する公務員へのアドバイス
年収が上がるかどうかより、その年収が固定給なのか歩合なのか、休日がいつになるのかを先に確かめてください。私は面接で聞いたつもりでしたが、家族と具体的な一週間の過ごし方まで話し合っていませんでした。
