34歳・独立行政法人の情報職からメーカーの社内SEへ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 34歳
- 所属
- 独立行政法人・団体職員
- 公務員時代の職種
- 情報
- 公務員歴
- 12年
- 転職先業界
- メーカー
- 転職後職種
- 社内SE・情報システム
- 年収
- 531 → 615万円
- 活動期間
- 3ヶ月
- 未経験転職
- いいえ
- 選考実績
- 応募12 → 書類通過7 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
情報系の学部を出たあと、公的な仕組みを裏側から支える仕事に就きたいと思ったからです。
公務員時代の仕事内容
独立行政法人の情報システム部門で、職員約800人が使う業務システムと庁内ネットワークの運用を担当していました。後半の4年間は、基幹システムの更改で仕様書の作成と委託業者の進捗管理を任されていました。
転職を考えたきっかけ
システムの中身は委託業者が作り、こちらは仕様書と検収が中心で、自分で手を動かす機会がほとんどありませんでした。予算の単年度主義で、改善の提案をしても実現まで2〜3年かかることにも、もどかしさを感じていました。
なぜその職種を選んだか
業者任せではなく、社内の利用者の声を聞きながら自分で設定や改修まで手がけられる社内SEなら、これまでの調整経験と技術の両方を生かせると考えました。
転職活動をどう進めたか
活動期間は3か月でした。公務員の転職に強い特化型のエージェント2社と総合型1社を併用しましたが、総合型からはシステム開発会社のプログラマー職を中心に紹介され、発注側として働いてきた経歴とは方向が違いました。特化型の担当者は、独立行政法人の情報職が「発注者として要件をまとめる力」を持っていることを理解していて、ユーザー企業の社内SE求人に絞って紹介してくれたので、最終的には特化型2社に一本化しました。
応募した職種・業界
メーカー、物流、小売の社内SE・情報システム部門
面接で聞かれたこと
「委託業者と意見が割れたときにどう決めたか」と、「現場の利用者からの不満をどう吸い上げたか」を具体的に聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
基幹システム更改で仕様書をまとめ、業者との調整と検収を最後までやり切った経験が、メーカーの生産管理システム刷新の担当として評価されました。
内定先を選んだ理由
2社から内定をもらい、工場と本社の両方の利用者と直接やりとりでき、内製化を進めている方針に惹かれて決めました。
転職後に感じたギャップ
工場の設備とつながるシステムが多く、製造の用語を覚えるまでは会話についていけませんでした。障害が出るとその日のうちに対応を求められるため、仕事の速さは前職とまったく違います。
公務員から転職して良かったか
年収は84万円上がり、自分で設定を変えて現場の困りごとがその場で解決する手応えもあります。残業は少し増えましたが、全体としては満足しています。
公務員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたいとは思っていません。
これから転職する公務員へのアドバイス
情報職の人は「自分は手を動かしていないから技術がない」と思いがちですが、要件をまとめて業者を動かした経験は、ユーザー企業の社内SEでは大きな強みになります。応募先を開発会社ではなく、システムを使う側の会社に向けることを勧めます。
