36歳・自衛官から建設会社の施工管理へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 36歳
- 所属
- 自衛隊
- 公務員時代の職種
- 自衛官
- 公務員歴
- 18年
- 転職先業界
- 建設・インフラ
- 転職後職種
- 施工管理・技術職
- 年収
- 639 → 691万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募10 → 書類通過6 → 面接4 → 内定2
公務員になった理由
高校を卒業するとき、安定した仕事で体を動かしながら人の役に立てると思ったからです。
公務員時代の仕事内容
陸上自衛隊の施設科で、道路の構築や災害派遣でのがれき撤去、重機の運用を担当していました。後半は陸曹として、作業計画づくりと隊員の安全管理も任されていました。
転職を考えたきっかけ
30代半ばになり、定年の早い自衛官のまま50代を迎えたときの再就職に不安を感じるようになりました。子どもが小学校に上がり、転勤で転校させたくないという事情も重なりました。体力があるうちに、民間で長く通用する技術と資格を身につけたいと考えました。
なぜその職種を選んだか
施設科で現場の段取りや安全管理をしてきたので、その経験が一番生きるのは施工管理だと考えたからです。資格を取れば、年齢を重ねても評価が上がっていく点も魅力でした。
転職活動をどう進めたか
転職活動は4か月ほどでした。公務員や自衛官の転職に強い特化型のエージェント2社と総合型1社に登録しましたが、総合型からは警備や自動車整備の求人を中心に勧められ、施設科の経験を建設業界に結びつける提案はほとんどありませんでした。特化型の担当者は施設科の仕事内容を理解していて、重機の運用や部隊の作業計画を「工程管理」「安全管理」の実績として書き直してくれたうえ、自衛官出身者を受け入れた実績のある建設会社を紹介してくれました。途中からは特化型の2社に絞り、休暇を使って面接に通いました。
面接で聞かれたこと
「災害派遣の現場で、限られた人数と機材でどう作業の優先順位を決めたか」を詳しく聞かれました。転勤ができるかどうかと、2級土木施工管理技士を取る意思があるかも確認されました。
公務員経験で評価されたこと
部下の安全を預かりながら作業を段取りしてきた経験と、危険を先回りして考える習慣が評価されました。大型特殊や車両系建設機械の免許を持っていたことも、現場を理解している証拠として見てもらえました。
内定先を選んだ理由
地元の県内で転勤がなく、資格取得の費用を会社が負担してくれる制度があったことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
自衛隊では命令系統がはっきりしていましたが、現場では協力会社の職人さんにお願いして動いてもらう立場なので、言葉の選び方を一から覚え直しました。書類や写真の管理も想像以上に多く、最初の半年は夜にパソコンと向き合う日が続きました。
公務員から転職して良かったか
年収は639万円から691万円になり、52万円上がりました。入社2年目に2級土木施工管理技士に合格し、この先も技術者として続けていける見通しが立ったので満足しています。
公務員に戻りたいと思うか
仲間との一体感は懐かしいですが、戻りたいとは思いません。
これから転職する公務員へのアドバイス
自衛隊での経験は、民間の言葉に置き換えないと伝わりません。自分の任務を「工程」「安全」「人の管理」に分けて棚卸ししてみると、行ける業界が思ったより広いことに気づけます。
