27歳・外務省専門職員から商社の法人営業へ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 27歳
- 所属
- 専門職
- 公務員時代の職種
- 外務省専門職員
- 公務員歴
- 5年
- 転職先業界
- 商社
- 転職後職種
- 法人営業
- 年収
- 491 → 562万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募11 → 書類通過7 → 面接5 → 内定2
公務員になった理由
大学でスペイン語を学び、語学を活かして日本と中南米をつなぐ仕事がしたいと考えて外務省専門職員を目指しました。
公務員時代の仕事内容
外務省専門職員としてスペイン語を専門にし、研修のあと中南米の在外公館で経済担当として、現地の日系企業の支援や経済情勢の調査を担当しました。帰国後は本省で、中南米との経済協力に関する資料作成や会議の準備をしていました。
転職を考えたきっかけ
在外公館で日系企業の方々と接するうちに、現地でビジネスを動かしている側の仕事に強く惹かれるようになりました。また、数年ごとに異動や海外赴任が続く働き方では、結婚を考えているパートナーとの生活の見通しが立てにくいことも悩みでした。
なぜその職種を選んだか
中南米の市場や商習慣を現地で見てきた経験は、取引先と直接向き合う法人営業で一番活きると考えました。
転職活動をどう進めたか
公務員専門のエージェント2社と総合型のエージェント1社を併用しました。総合型では語学力だけを見て「翻訳や通訳の求人はどうか」という提案が中心で、外交の現場で何をしてきたかはあまり聞かれませんでした。特化型の担当者は、在外公館での企業支援や情勢調査を「海外の取引先と交渉するための下地」として整理する手伝いをしてくれ、中南米と取引のある商社に絞って紹介してくれたので、最終的に特化型に一本化しました。本省勤務の時期だったため、面接は早朝や昼休みのオンライン面接を中心に進めました。
面接で聞かれたこと
「公務員の立場から、利益を追う立場に変わることをどう考えているか」と、スペイン語での簡単な自己紹介を求められました。
公務員経験で評価されたこと
スペイン語で現地の政府関係者や企業と調整してきた経験と、経済情勢を調べて短い資料にまとめる力を評価されました。
内定先を選んだ理由
中南米向けの食品原料を扱う部署に配属が決まっていて、出張はあっても駐在は本人の希望次第という条件だったので、生活と仕事を両立できると判断しました。
転職後に感じたギャップ
外交の仕事では正確さと前例が最優先でしたが、商社では価格や納期をその場で判断する速さを求められ、最初は社内の上司に確認してばかりで商談のテンポを止めてしまいました。
公務員から転職して良かったか
年収は491万円から562万円になり、71万円上がりました。自分が交渉した取引が実際の輸入につながるのを見られるのが嬉しく、転職して良かったと感じています。
公務員に戻りたいと思うか
戻るつもりはありませんが、国を代表して交渉した経験は今の仕事の支えになっています。
これから転職する公務員へのアドバイス
外務省専門職員の語学力は、それだけを売りにすると翻訳の求人ばかりになりがちです。語学を使って現地で何を動かしたのかを具体的に話せるように準備すると、営業や企画の道が開けると思います。
