38歳・国税専門官から税務コンサルティング会社のコンサルタントへ転職した事例
- 転職満足度
- 4
- 転職時年齢
- 38歳
- 所属
- 専門職
- 公務員時代の職種
- 国税専門官
- 公務員歴
- 16年
- 転職先業界
- コンサル
- 転職後職種
- コンサルタント
- 年収
- 646 → 767万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- いいえ
- 選考実績
- 応募9 → 書類通過7 → 面接6 → 内定3
公務員になった理由
大学で会計を学び、専門知識を生かしながら安定して働ける仕事として国税専門官を選びました。
公務員時代の仕事内容
税務署の法人課税部門で、中小企業から中堅企業までの法人税・消費税の調査を担当していました。後半は統括官の補佐として、若手調査官の指導も任されていました。
転職を考えたきっかけ
調査で企業の誤りを指摘するたびに、もっと早い段階で相談に乗れていれば防げたのに、と感じることが増えました。40歳を前に、指摘する側ではなく、企業の判断を支える側で経験を使いたいと考えるようになりました。数年ごとの転勤で家族に負担をかけていたことも、背中を押しました。
なぜその職種を選んだか
調査で身につけた「税務署がどこを見るか」という知識が、そのまま顧客への助言になるコンサルタント職を選びました。
転職活動をどう進めたか
公務員専門のエージェント2社と、総合型エージェント1社に登録しました。総合型からは事業会社の経理職ばかりを紹介され、調査経験を生かしたいという希望とずれていました。特化型の担当者は、国税出身者を採用した実績のある税務コンサルティング会社を知っていて、守秘義務に触れない範囲での調査経験の書き方まで助言してくれたため、途中から特化型の2社だけに絞りました。応募は9社と絞り込み、4か月で3社から内定をもらいました。
面接で聞かれたこと
「調査で指摘が多かった論点は何か」「経営者とどう信頼関係をつくるか」を具体的に聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
16年分の調査経験と、税務調査の立ち会いで会社側の不安を先回りして説明できる点を評価されました。
内定先を選んだ理由
転勤がなく、税務調査対応の専門チームに配属される条件だったことが決め手でした。
転職後に感じたギャップ
税法の知識は通用しましたが、提案書の作り方や報酬に見合う成果を示す意識は一から学び直しでした。顧客から「それで、いくら得になるのか」と聞かれる場面が多く、公務員時代とは違う緊張感があります。
公務員から転職して良かったか
年収は121万円上がり、転勤もなくなりました。繁忙期の残業は増えましたが、相談に乗った会社から感謝されるのが一番のやりがいです。
公務員に戻りたいと思うか
今の仕事に手応えを感じているので、戻りたいとは思っていません。
これから転職する公務員へのアドバイス
国税での経験は、民間では「税務署の考え方が分かる人」として高く評価されます。ただし資格の有無を細かく聞かれるので、税理士の科目免除の状況などは事前に整理しておくと面接で慌てずに済みます。
