30歳・財務専門官から金融業界向けのITコンサルタントへ転職した事例
- 転職満足度
- 5
- 転職時年齢
- 30歳
- 所属
- 専門職
- 公務員時代の職種
- 財務専門官
- 公務員歴
- 8年
- 転職先業界
- コンサル
- 転職後職種
- ITコンサルタント
- 年収
- 541 → 673万円
- 活動期間
- 4ヶ月
- 未経験転職
- はい
- 選考実績
- 応募12 → 書類通過7 → 面接5 → 内定3
公務員になった理由
経済の仕組みに関わりながら地域に貢献できる仕事だと思い、財務専門官を志望しました。
公務員時代の仕事内容
財務局で地域金融機関の検査・監督を担当していました。後半の3年間は、金融機関のシステム障害への対応や外部委託先の管理状況を確認する検査に関わっていました。
転職を考えたきっかけ
検査で金融機関のシステム更改の現場を見るうちに、指摘する側ではなく、改善を一緒に進める側に回りたいと考えるようになりました。数年ごとの異動で専門性が途切れることにも不安があり、30歳を区切りに転職を決めました。
なぜその職種を選んだか
システムリスクや規制対応の知識をそのまま活かせて、技術と業務の橋渡しができる仕事としてITコンサルタントを選びました。
転職活動をどう進めたか
公務員特化型2社と総合型1社に登録しました。総合型からは「金融の知識があるなら銀行の窓口業務や保険の営業」という提案が多く、検査経験の価値が伝わっていないと感じました。特化型の担当者は財務局の検査業務を理解していて、「システムリスク検査の経験は金融機関向けのITコンサルで評価される」と求人を絞り込んでくれたので、最終的に特化型の2社だけで進めました。職務経歴書では、守秘義務に触れない範囲で検査の流れと自分の役割を書き分ける方法を一緒に詰めてもらいました。
面接で聞かれたこと
「検査で見てきた金融機関のシステム面の課題を、どう改善提案につなげるか」をケース形式で聞かれました。
公務員経験で評価されたこと
監督指針やガイドラインを読み込み、相手の組織に合わせて論点を整理して伝えてきた経験が、金融機関向けの提案資料づくりにそのまま活きると評価されました。
内定先を選んだ理由
金融機関のシステムリスク管理や規制対応の支援に特化したチームがあり、検査の経験を最も活かせると感じたためです。
転職後に感じたギャップ
資料の完成度とスピードの両方を求められ、最初の3か月は手戻りの多さに苦労しました。一方で、入社1年目でも意見を求められる場面が多く、想像以上に裁量がありました。
公務員から転職して良かったか
年収は132万円上がり、これまでの検査経験がそのままお客さまの役に立っている実感があります。転職して本当に良かったと思っています。
公務員に戻りたいと思うか
今のところ戻りたい気持ちはなく、外から金融機関の健全な運営を支える立場で経験を重ねていきたいです。
これから転職する公務員へのアドバイス
財務専門官の検査経験は、役所の外では思った以上に価値があります。業務を「何を確認し、何を指摘してきたか」まで分解して言葉にすると、民間でも通用する強みが見えてきます。
